「せんき薬師」って、どんなお寺なの?

山門をくぐるとお薬師様の聖域です

まず簡単に、「せんき薬師」は、古よりさまざまな病気平癒に霊験があり、亡き赤ちゃんの為に幸せの水子供養を行い、、「おせんきさん」として親しまれ、皆さまにお参りいただきいるお寺です。

年末のお休みのご案内

平成29年内のご祈祷ご供養の受付は、12月27日(水)までにお参りください。

12月 28日(木)~ 31日(日)は【お休み】

28日からは、お鏡餅つきや祈願のぼり建てなど、お正月準備の為、31日までお休みさせていただきます。

新年のご祈祷は、元旦より受付させていただきますので、よろしくお願いします。

 

せんき薬師の由緒は?

せんき薬師の扁額

「せんき薬師」は愛知県北西部に位置する稲沢市に在る、真言宗智山派(総本山・智積院)に属し、正式名真言宗智山派 日出山 西福院 せんき薬師と称する、約500年の歴史ある真言密教ご祈祷寺院です。

  • 開創(お寺の開かれた時期) ― 江戸時代初期・寛文年間頃とも、約500年前とも。
  • 開基(お寺を開いたお方)― 第一世法印・天阿上人(日雄)。

ご本尊さまは、身体や心の病気平癒に霊験とご利益のある、薬師如来(通称・お薬師さま)です。(お薬師さまについては、下をご覧くださいね)

せんき伝説 お寺が開かれることになったきっかけは?

約500年くらい前(または江戸初期頃)に、この地域に「せんき(せん痛)」という病に長年患い苦しむ村人がいました。

ある時、全国を修行しながら回っている修行僧がこの地に逗留し、僧はその村人の病気が良くなるようにと、僧の念持仏(修行僧が常に携帯する小さな仏像、当寺ご本尊薬師如来胎内仏)を祀り、病気平癒をご祈願されました。

村人は季節の花や野菜果物をお供えし、来る日も来る日も毎日、僧と共にご祈祷し続けました。しばらくすると、いつしか村人の病はすっかり良くなっていた

その不思議な霊験談が人から人へ、口から口へと伝え広がり、今では全国から老若男女がお参りされ、さまざまな病気にご利益があり、病気平癒がん封じのお薬師さま、「おせんきさん」として、皆さまから親しまれています。

お薬師さまって、どんな仏さま?

奉納されたおびただしい数の提灯

「せんき薬師」のご本尊さまは、薬師瑠璃光如来(お薬師さま)です。正式名は、東方浄瑠璃浄土教主薬師瑠璃光如来といいます。

Wikipediaには、【薬師(やくし) - 仏教の信仰対象の一つである薬師如来の略称。】とあります。

応病与薬(病に応じて薬を与える)、抜苦与楽(苦を除いて安心を与える)の仏さまであり、別名を大医王尊とか、瑠璃光尊などともいわれます。


お薬師さまが叶えられた「薬師十二大願」の特に六番目と七番目の大願が特に有名で、私たちに霊験ご利益を与えてくれています。

そして、お薬師さまには、その活動を補佐する脇侍(わきじ)である、日光菩薩月光菩薩がいらっしゃり、薬師三尊といわれます。

  • 日光菩薩は、日中の私たちを守護してくれています。
  • 月光菩薩は、夜間の私たちを守護してくれています。

お薬師さまは、この世に生きている私たちの身体や心の病気、苦しみ、災難をこの世で救っていただける、現世利益の仏さまであります。

また、お薬師さまは亡き人、亡き赤ちゃんを仏様の世界にへ導いてくれ、その幸せをずっと見守っていただける、ご先祖様水子さんにとって仏さまでもあります。

そのため、水子供養のお参りで亡き赤ちゃんの成仏を幸せを願い、親としてできる限りの愛情を注ぎたいと願われる方々も多くお参りされ、亡き赤ちゃんとパパママ共の幸せを感じられています。

皆さまに大切にしていただきたいこと。

  • 私たちは毎日のなかで、辛いこと、苦しいことばかりが気になり、目を向けてはいないでしょうか?
  • 嬉しいことや楽しいこと、ありがたいことをに気付かず、見逃してないでしょうか?
  • その気持ちを家族や仲間、大切な人と分かち合っていますか?
  • 誰かに何かをしてもらって、嬉しかったように、自分も誰かの力になれていますか?
  • 誰かが嬉しかったり、楽しかったり、感動している時に、自分も一緒に感じていますか?
  • 何か力になりたい人はいますか?
  • そして、力になるために、何かしていますか?

でも今は、その余裕がないかもしれません。

ぜひ、お薬師さまにお参りいただき、一心に手を合わせお祈り下さい。手を合わせ祈ることで、これまでの自分を振り返り、見つめ直すことができ、それがより深い霊験ご利益を授かることに通じ、

”今”を大切に生きる道につながります。

薬師如来の十二大願

十二大願とは、お薬師さまが仏になる前の修行時代に、この十二の誓いを立てられ、このすべての願いを叶えることができたので、薬師如来になられました。(「薬師瑠璃光如来本願功徳経」より)

  • 第1願  光 明 普 照(こうみょうふしょう)
    《すべての人々を悟らせるという願い。》
  • 第2願  随 意 成 弁(ずいいじょうべん)
    《すべての人々の意の赴くところにしがって諸々の事業を成就させるという願い。》
  • 第3願  施 無 尽 仏(せむじんぶつ)
    《すべての人々の願いを叶え、必要なものを手に入れ豊かにするという願い。》
  • 第4願  安 立 大 乗(あんりつだいじょう)
    《すべての人々の悟りを確立させ、仏の正しい教えに導くという願い。》
  • 第5願  具 戒 清 浄(ぐかいしょうじょう)
    《すべての人々を日々精進させるともに、善行を促すという願い。》
  • 第6願  諸 根 具 足(しょこんぐそく)
    身心不調の病苦にある人々も、貧窮多苦の人々も、迷いを生ずる原因をすべて消滅させる願い。》
  • 第7願  除 病 安 楽(じょびょうあんらく)
    《すべての人々の病苦を完治し除き、心身ともに安楽にするという願い。》
  • 第8願  転 女 得 仏(てんじょとくぶつ)
    《女性的な優しさだけでなく力と勇気を得るという願い。》
  • 第9願  安 立 正 見(あんりつしょうけん)
    《すべての人々を悟りの妨げをなす魔から救い、健全な精神を得るという願い。》
  • 第10願  苦 悩 解 脱(くのうげだつ)
    《すべての人々の苦悩や災難をことごとく消滅させるという願い。》
  • 第11願  飲 食 安 楽(おんじきあんらく)
    《すべての人々が飢えや渇きに苦しむことがないようにする願い。》
  • 第12願  美 衣 満 足(びいまんそく)
    《すべての人々に衣服を与え、心慰めるものを与えて満足させる願い。》

『せんき』って、どんな意味なの?

当寺のご本尊のお薬師さまは、日本で唯一『せんき薬師如来』ともいわれています。

でも、「せんき」って何?  皆さんがそう思われるでしょう。

「せんき」は「疝気」と書きます。  それでも、何か分かりませんね。

漢方では、「せんき」は現代医学以前の病名で〈せん痛〉とも言われ、その当時では診断できない腹部臓器の疾患の俗称であり、単に〈疝〉とか〈あたはら〉ともいわれていたそうです。

「せんき」に関する病気に「疝気筋(せんきすじ)」という、疝気の時に痛むスジや筋肉の病などもあり、疝気筋によって腹部や背中の神経痛のような病もあります。

このように、「せんき」の意味に諸説あるようですが、当寺に伝わる「せんき」の内容として、腹部の痛みや、全身の筋(スジ)や腺(せん)に関する病気{神経痛、リューマチ、肩・腰・足痛、脱腸等}をいい、それらの病にに特に霊験とご利益のあるお薬師さまです。


また、「せんき」が筋(スジ)や腺(せん)の病に当たることから、私たちの二人に一人が罹り、三人に一人がなくなるとされる、がんや悪性腫瘍に関するご祈祷を受けられるご祈願者様が大変多く、お薬師さまのお力をいただきながら、病に向かい合い、身体は病気でも、心豊かに人生を精力的にご活躍されています。

  • がん封じ祈祷】‐これから先、ガンにならないように願われる方。
  • がん平癒祈祷】‐ガンに治癒回復を願われる方。
  • 手術成功術後回復祈祷】‐手術の成功と術後の回復を願われる方。
  • 再発転移防止祈祷】‐ガンの再発と転移防止を願われる方。

また、下腹部へのご利益から、赤ちゃんを授かりたい方の子授け祈祷、無事元気な子が生まれるように願う安産祈祷命名のご依頼や、初参り祈祷の方々にもお参りいただいています。